住宅火災保険と住宅総合保険の特徴について
住宅火災保険と住宅総合保険の特徴は次のようなものです。
■住宅総合保険の水濡れや流しの給排水の損壊で壁や床に損害があった場合には、建物の火災保険で補償されますが、家財保険に加入していないと、2階のトイレやカーペットから漏れた水がソファーやテレビに損害を与えても補償されませんので注意が必要です。
■家財保険に加入していないと、住宅総合保険にセットされている「持ち出し家財の損害」は意味がありません。
また、自宅以外の建物の中で、持ち出している物に損害があった場合に補償されるものですので、建物の外ですと補償されません。
■落雷の損害で意外に多いのが家電製品の損害です。建物が落雷により直接損害を受けた場合には、建物だけに加入していても補償されますが、落雷でテレビやパソコンなどの家電製品が壊れたときには、家財にも保険を掛けておかないと補償されませんので注意が必要です。
■住宅総合保険に加入すると、飛来物や落下、衝突でも補償されるので、車の通りが激しい道路に面していたり、子供のボール遊びなどが気になる場合には加入していると安心です。 |