上限金利設定型のどのような金利タイプなのですか?
上限金利設定型は、金利タイプとしては変動金利型の一種で、あらかじめ上限金利が設定してあるというのが特徴です。
上限金利設定型については、多くの大手金融機関で取り扱っていますが、金融機関によっては取り扱いのないところもありますから、利用の際には事前に確認するようにしてください。
上限金利設定型のメリットとは?
上限金利設定型のメリットは、上限金利が設定されていることから、たとえ今後金利が上昇したとしても一定以上までしか金利が上がらないので、いわゆる通常の変動金利における金利変動リスクを軽減させることができるということがあげられます。
とはいえ、この上限金利設定型を選ぶ場合には、自分なりに住宅ローンを組んだ後、具体的には5年後、10年後程度の金利の見通しを立てておかなければなりません。
なお、具体的な大手金融機関の上限金利設定型と変動金利型は、以下のようになっています。
■上限金利型
・5年もの
⇒ 当初適用金利…2.65%
⇒ 上限金利…3.95%
・10年もの
⇒ 当初適用金利…3.0%
⇒ 上限金利…4.9%
■変動金利
⇒ 2.625%
※平成19年3月時点のものです。 |